名ばかりのスポーツドクターですが

日本体育協会公認スポーツドクターの資格を持っております。が、しかし、たいした活動をしていないので申し訳なく思っているのです。本来は地域社会のスポーツ振興のために切磋琢磨しなくていけないのに最近の活動といえば・・・。自動的に4年の資格更新講習はやってくるので、昨日エンジョイスポーツセミナー(何だ、このセンスの無いネーミングは)に行く。
 北京オリンピックでのメディカルスタッフの活動報告などなど、早朝3時に起床し日本代表サッカーをみて、その後15kmのランニングの後なので意識朦朧のなかで何とか勉強。その後水泳競技部門とサッカー競技部門に分かれて講習会。
 北島を初めとした水泳日本代表選手の活躍もあり、圧倒的に水泳部門の聴衆者が多い。サッカーはオリンピックさんざんだったからなぁ。でもこんなときこそいろんな事が分かります。日本代表に同行したチームドクターとアスレチックトレーナーの話しを興味深く聞く。会場の雰囲気は成績が悪かったせいか反省会的な感じではあったけど、ドクター、トレーナーの苦労努力をひしひしと感じ取れました。今回はマスコミのせいもあって、北京の自然、治安環境に神経質になりすぎて選手の管理を過保護にしすぎてしまったのかもしれません。やはりどんな環境でも歯を食いしばって戦う選手が今は若い選手には少ない。その変から意識改革していかないと日本サッカーの未来は明るくないのだ。
 なにはともあれ、これでスポーツドクターの資格更新。少しは役にたつ仕事ができたら良いなぁ。外科ではないので本格的な外傷救急処置などの仕事はできないので、喘息患者さんが何の不自由も無く運動できるようになるための手助けだとか、治療のための運動処方とか。その辺をなんとかね。